GA4を実装する

このブログにはGA4とUA(今までのGA)と両方ぶちこんであります。
GA4のタグをとりあえず入れてみたので、手順を書いておきます。

大きな流れとしては、「まずGA4を作ってタグを発行する→GTMかページ直埋めでGA4のタグを設置する→確認してOKなら有効化(GTMで埋めた場合のみ)!」という感じです。

参考:https://support.google.com/tagmanager/answer/9442095

設定をしてタグを発行する

タグ発行までは、UAとあまり変わりません。

GAにログインして、左下の歯車からプロパティの新規作成ができます。

ガイドに素直に従うとGA4だけ設定させられるので、UAも合わせて発行しておきます。
「詳細オプションを表示」をクリックして、出てきた画面の「ユニバーサル アナリティクス プロパティの作成」を有効にします。
必要事項を記入して「両方作成する」にチェックをいれます。

「拡張計測機能を有効にする」は、オンにしておくとスクロール・離脱リンククリック・サイト内検索といったユーザー行動をある程度自動で計測してくれるようになります。
どの項目を計測して、どの項目を計測しないかは、プロパティ作成後に選ぶことができます。

参考:https://support.google.com/analytics/answer/9216061

業種などを設定して完了です。ここで設定した業種に応じて、GAが「まぁいい感じにカスタマイズしておくね」って感じでうまいことしてくれます。詳しく知りたい方はこちらもヘルプをどうぞー。

参考:https://support.google.com/analytics/answer/10427338

タグを埋め込む

必要な項目を埋めると、画面がにゅにゅっと動いて新しいプロパティが完成しますので、
計測するための実装に移ります。

GTMで埋め込む場合

にゅにゅっと出てきた画面の一番右上の「計測ID」をコピーしておきます。


GTMにログインして必要なアカウントなりコンテナなりを作成いただき、設定画面に入ってください。左側のメニューから「タグ」を選択し、新規タグを追加します。

タグの種類:GA4設定(他にGA4と書いてあるのがあるのでお間違いなく!)
測定ID:先ほどコピペした「G-」から始まるID
この設定が読み込まれるときにページビューイベントを送信する:オンにしておけばページビューが計測されます。UAのようにタグ発火時にページビュー・ページの情報を飛ばしたい時はオン
トリガー:All Pages(デフォルトであるやつを選択)

(トリガーについてちょっと脱線)

公式ヘルプ見ながら実装してると、トリガーについて以下のような記述がありました。

設定タグは、Google アナリティクス 4 プロパティのデータを収集するすべてのページで配信される必要があり、他の Google アナリティクス 4 イベントタグよりも前にできるだけ早く配信をトリガーする必要があります。

(中略)

7.省略可: [トリガー] をクリックし、初期化トリガーを使用すると、Google アナリティクス 4 設定タグを他のトリガーよりも前に配信できます。

引用:https://support.google.com/tagmanager/answer/9442095

普段UAの実装とかするときのトリガーは「すべてのページ」に指定するんですが、GA4の実装ヘルプだと「なるべく早くGA4のタグが読み込まれるようにしてください」って感じみたいです。

しょきか。

実装してみたら、「すべてのページ」トリガーで計測するより早く動くみたい。

うーん、今回はUAと同じ実装にしたいし、ちょっと見た感じ問題なさそうだから、いったん「すべてのページ」に揃えてみます。
カスタムディメンション取ったり、他のツールと連携してたり、何やかんやあるとタグの発火が間に合わないことがあるのかも。


もし実装してみて計測がうまくいかないことがある場合は、「初期化」トリガーを試してみてもよいかもです。

タグを直接埋め込む場合

ページに直接タグを埋め込みたい場合もあるでしょう。そんなときは「タグ設定手順」のところのgtag.jsをコピーしてhead内に埋め込みます。UAと変わりません。

計測の確認

GTMのプレビューモードや、GA4のdebugviewを使って、ちゃんと計測できているか・二重計測など問題がある動きをしてないか確認します。

GTMのプレビューを使って検証する方法だけを書いておきます。

GTMの右上の「プレビュー」をクリック。出てきた画面に、検証したいURLをいれます。

connectを押すと接続してるよーって画面が出てきて、うまくいくと新しいタブで検証するページが出てきます。
それと同時に、タグの確認画面に切り替わるので確認していきます。

左カラムからトリガーを選択し、右側のタグのボックスをクリックして計測内容の詳細を見ます。

指定したGA(計測ID)に上手くデータが飛んでそう。

二重計測こわいので、GAのリアルタイムプレビューでも確認しておきます。

ちょっとわかりづらいんですが…。ユーザー数やsesion_startが1になってるか、見てるページが正しくカウントされてるかなど見ます。

はい、うまくいきましたー。

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